私たちについて

あいさつ

 私たちは20年前、兵庫県在住の教師達が「今ある教育課題(いじめや不登校、発達障害等)を教師自ら具体的に解決するための研修を進めることを目的に「子どもの心と教育研究会」を発足しました。そして、2008年兵庫から全国に向けて、活動できるように「NPO法人PARIF」を設立しました。その後、2013年に「 NPO法人きょういく環境プロデュース 」と名称を変更し、より広く活動を行っております。

私たちのミッション

  • 災害時の被災者支援活動
  • 不登校の相談支援活動
  • ゲーム依存の啓発活動

災害時の被災者支援活動では東北大震災、熊本地震で避難所に出向き、被災者の心のケアを中心に活動してきました。

また、不登校支援ではこれまで、カウンセリングを中心に活動してきましたが、コロナの感染拡大に伴い、大学、高校ではリモート学習が広がりました。そこで、2020年秋より不登校児童生徒の学習支援に活かそうとリモート学習支援を開始しました。この学習支援の講師は教師を目指す大学生です。年齢の近い大学生と不登校児童生徒をネットで繋ぎ、希望する教科の学習を個別で行う活動です。

さらに、2018年にはWHOが「ゲーム障害」を認定しました。今回のコロナ感染拡大において、不登校の増加や家でのゲーム時間の増加が要因で、「ゲーム依存症」の急増も懸念せれています。ネット利用やオンラインでのゲームが急速に普及し、利用の低年齢化も教育現場では問題となっています。不登校児童生徒の9割以上が家でゲームやネットを長時間利用しています。これからの時代に必要なスマホやオンラインゲームの扱い方をみんなで考える学習会も行っています。


未来の子ども達の健やかな成長を願って、活動を進めていきたいと思っています。
何かしらのお手伝いができれば幸いです。
NPO法人きょういく環境プロデュース:スタッフ一同

私たちの歩み

  • 1996
    子どもの心と教育研究会

    兵庫県内の現職の教師が集まって、教育現場における実践的課題に取組むために研究会を立ち上げました。
    第一回は兵庫県姫路市の市民会館で旗揚げ講演会を実施し、吉田八郎先生に不登校児童の感動的なお話をしていただきました。

  • 1997

    第二回は兵庫県高砂市で実施、神戸医科大学の友久久雄先生にご講演をいただきました。参加者も100人を超えました。

  • 1998

    第三回は姫路大会も同じく友久久雄先生に続けて、ご講演いただきました。
    参加者200名を越え、午後からも分科会を計画し、一日の研修になりました。

  • 2008
    「NPO法人PARIF」発足

    NPO法人PARIFを子どもの心と教育研究会から発足しました。活動を県外にも広げていきました。脳科学を中心に、学習会を札幌、東京、名古屋、大阪、福岡と開催していきました。

  • 2009

    子育てのための学習会を中心に活動をしていきました。

  • 2010

    子育て支援のために必要な「脳科学の初歩」「子どもをほめて育てるために」
    「ストレスをコントロールするため」などの学習会を開催していきました。

  • 2011
    東日本大震災

    この年より、被災地における子どもたちの心のケアを含めた支援活動を展開していきました。

  • 2012

    日本財団、独立行政法人福祉医療機構より助成をもらい、被災地の学生支援や
    長期的、地域のケアのために現地支援者を育てる活動を実施してきました。

  • 2013
    「NPO法人きょういく環境プロデュース」へ名称変更

    法人PARIFの名称をNPO法人きょういく環境プロデュースに変更し、活動内容がわかるNPOに生まれ変わりました。

  • 2014
    大学ボランティアサークルとの連携

    東北支援の一環として、「若者の力を東北へ」をスローガンに兵庫県立大学のボランティアサークル「LAN」の協力を得て、東北三県の特産品を地元兵庫で販売し、収益を東北の若者に還元する「若者チャレンジ事業」をスタートさせる。

NPO法人きょういく環境プロデュース
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